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猛烈な台風19号は勢力をやや弱めながら北上しています。2週続けて最接近が予想される大東島の様子を伝えてもらいます。
石橋記者「台風19号が近づく南大東島です。現在、強い風が吹いています。空はどんよりとした雲に覆われ、日中は雨がぱらつくこともありました」
2週続けての台風接近、南大東の方々の生活への影響がきになります。
石橋記者「先週の台風18号の前に船が入って以降、島には船が来ておらず、物資が届いていない状態です。商店などでは、パンや野菜などの食料品がすでに品薄状態になっていたほか、台風対策に必要な釘などが売り切れていました」
石橋記者「村内では、住宅にベニヤ板を打ち付けたりと対策に追われる姿が見られました。なかには2週続けての台風にうんざりした表情を浮かべる人もいました。以上、南大東島からでした」
一方、猛烈な台風19号の接近に伴い、県はきょう午後、災害警戒本部を立ち上げました。
設置された県の災害警戒本部には、前回の台風18号よりも警戒が必要だとして、又吉知事公室長は被害を最小限するために各課に協力を呼びかけました。
あさって11日の昼前には大東島地方が台風の暴風域に入る見込みで、台風が西寄りに進んだ場合、本島地方も暴風域に入る恐れがあります。今後の台風情報に十分注意してください。