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宜野座村松田区で7日アメリカ軍の大型輸送ヘリが軍用車両を吊り下げて訓練していた問題で地元をはじめ怒りの声があがっています。

8日の米軍基地関係特別委員会で玉城義和議員は「私はきのうのテレビを見てぞっとした。まるで戦場じゃないかと」と話し、7日宜野座村で撮影された吊り下げ訓練について県の対応を質しました。

7日午後3時過ぎ、宜野座村松田区の上空でアメリカ軍のCH53大型輸送ヘリが軍用車両を吊り下げ訓練した様子をQABのカメラがとらえました。すぐそばには住宅もあり、当時は農作業をする人たちもいましたが、ヘリはおよそ30分間にわたり、上空を旋回し近くのヘリパッドで離着陸を繰り返していました。

松田区は辺野古への基地建設にも反対していて地元からは怒りの声があがっています。松田区の松田区長は8日、「こういう集落の上空を低空で飛んでいることは、誠に許しがたいことだと思います」と話しました。県では聞き取りを行い、事実関係を確認することにしています。