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11月の県知事選挙と同日となる那覇市長選挙を巡り、24日に自民党県連が擁立を決めた翁長政俊県連副会長は、出馬を固辞する考えを示しました。
自民党県連の市長選候補選考委員会は24日、翁長副会長を擁立することを全会一致で決めました。しかし、翁長副会長は、前日に、県連所属の那覇市議らと会談し、支援を受けることが困難なことから出馬を辞退する意向を示し、25日、県連からの擁立決定の報告に対しても改めて固辞する考えを示しました。
県連からの報告後、翁長副会長は「那覇市長選に出る環境が整っていないということで今回は辞退をしたい」と述べました。
選考委員長を務めた国場幸之助衆議院議員は「全会一致で決まったことですからね、それはもう軽々しく判断はできません」と話しています。
県連は説得を続ける方針ですが、翁長副会長の意思は固く調整は難航しています。