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14-09-12-04

水谷修さんは「沖縄の大人たちが夜の9時になったら家に帰ればいいんです。そしたら深夜徘徊なんてどの子がしますか「大人がまず見本を見せるんです」と話します。

子どもたちの深夜徘徊について考えるフォーラムが開催され、「夜回り先生」として知られる水谷修さんが、「大人がまず見本を見せるべき」と訴えました。

基調講演を行ったのは、元高校教師の水谷修さん。深夜の繁華街をパトロールし、子どもたちの非行防止と更生に努めてきたことから「夜回り先生」として知られています。

水谷さんは、子どもたちの深夜徘徊を考える上で、沖縄には、「大人たちが夜の9時から飲み始める」夜型社会があると指摘。「大人がまず見本を見せるべき」と訴えました。

また、会場の子どもたちに対しても携帯電話やインターネットに依存しすぎれば、深夜徘徊などの非行につながる危険性があるとして、熱血指導しました。

水谷さんは「外に水を入れたバケツをいっぱい置いときますから、今持っている携帯電話をそのまま捨ててもらう。1人たりともそこで逃げようとしたらその場で坊主だよ。しかもいちいちめんどくさいから、ここだけ5センチ切ってあげる」と話しました。

県によりますと、2013年、飲酒や喫煙を含む不良行為で補導された20歳未満の子どもの数はおよそ6万人。このうち7割が深夜徘徊によるものだということです。