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基地建設が進められる名護市辺野古区の区長らが、政府に補償などを要請するため上京しました。午後には仲井眞知事と共に菅官房長官らと面談する予定です。

10日午前、東京へ出発したのは久志区を除く久辺3区の区長らです。

区長らは本格的な基地建設が始まったことを受け、新たな内閣に対し、基地負担の増大に伴う補償や地域のインフラ整備などを求める要望書を提出します。

出発を前に那覇空港で辺野古区の嘉陽宗克区長は「どんな思いで要請に臨むか」「回答期限は設けるのか」という記者の質問には答えず、搭乗口へ向かいました。

要望書は辺野古区、豊原区、久志区の連名で、一行は10日午後、仲井眞知事とともに、菅官房長官や江渡防衛大臣らに手渡す予定です。