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海兵隊は、4日、嘉手納基地で起きたハリアー攻撃機からの出火の原因をブレーキの熱と話しています。しかし嘉手納町にはその説明はないようです。嘉手納町議会は5日午後、緊急に基地対策特別委員会を開きました。
この中で基地渉外課の我謝治彦課長から、4日のハリアー攻撃機からの出火について、沖縄防衛局や海兵隊から発生時間などの連絡があったものの原因については説明が無いことが報告されました。
また、4日午前、F15戦闘機が離陸直前に滑走路で白煙を出して停止したことも報告され特別委員会は抗議決議文案を町議会に提出することを決めました。
基地対策特別委員会奥間常明委員長は「我々は断じて看過できない。強い憤りを感じているところです」「航空機の事故トラブルについては今回に限ったことではありません。過去にも何百件と起きている。そのつど、米軍、国に抗議してまいりましたが、いかんせん改善策が取られていない」と話します。
抗議文案は、9月9日から開かれる定例議会に提出されます。