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首里城の御嶽跡で発掘された貝の殻の中から、琉球王国時代、土地の神へ奉納した金銭8枚が見つかりました。鋳造された金としては県内最古となる可能性があるということです。

今回発見された8枚の金銭は2014年2月に見つかったもので1996年、首里城京の内御嶽跡の発掘調査で出土したチョウセンサザエの殻の中に入っていました。

金銭は当時の琉球王国が御嶽をつくる際に土地の神に納めるために用いられていたものでこれまで斎場御嶽や園比屋武御嶽など3か所の遺跡から17枚見つかっています。

しかし今回のように貝の殻の中に入った状態での発見は初めてで、また金銭は15世紀中ごろから16世紀にかけて造られた可能性があり県内最古のものとなることが想定されています。

8枚の金銭と貝の殻などは県立埋蔵センターで来週9日から一般公開される予定です。