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17日から台船の設置作業が始まっていた名護市辺野古では、18日午前11時過ぎ、ボーリング調査が始まりました。
17日に設置された1基目の台船の周りには、ネットが張られ、18日早朝から、作業員が慌ただしく動いている様子が確認されました。そして午前11時過ぎ、台船の中央部分からパイプのようなものが降ろされ、ボーリング調査が始まりました。
辺野古への移設工事で本格的な調査が行われるのは初めてです。一方、キャンプシュワブの浮き桟橋付近では、18日午前9時過ぎ2基目のスパッド台船が姿を見せ、海底に固定するための足を取り付ける作業が始まりました。
埋め立て予定地の地盤を調べるボーリング調査は、11月までの予定で、合わせて16ヵ所を掘削することになっています。
一方、工事に反対する人たちは、18日も小型船やカヌーで海上で抗議の声を挙げていますが、反対する市民の船より多い海上保安庁のゴムボートに取り囲まれ動けない状況です。
またシュワブゲート前には、市民らおよそ180人が集まっています。市民のひとりは「もっと沖縄の人たちも、みんなで声を上げなきゃいけないなって、毎日ニュースを見ながら思ってるんですけど」と話していました。