※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
ヘリ墜落事故から10年となる13日、宜野湾市の沖縄国際大学では普天間基地から沖縄を考える集会が開かれ学生らが平和への思いを強く訴えました。
13日の集会では、沖縄国際大学の大城保学長が、「危険この上ない普天間飛行場を即時閉鎖し、撤去、返還することを日米両政府に強く要求致します」と声明を読み上げ大学の安寧を脅かす、普天間基地の存在は決して認められないと強く批判しました。
また、学生たちも戦争や墜落事故の記憶をもつ沖縄の大学から、平和を発信しようと決意の声を上げました。沖縄国際大学の比嘉麻美さんは「日本で唯一の地上戦が繰り広げられた沖縄県、米軍墜落事故の過去を持つ唯一の大学、過去は替えられません。私たちは今この日、この時間を未来へ紡ぐだけです」と訴えました。
さらに、大学では事故の記憶を忘れまいと13日から写真パネル展を開催。白煙が立ち上り人々が混乱する現場の写真は当時、事故がどれほど市民を不安に陥れたかを伝えています。