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2015年3月に返還予定のキャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区の跡地利用について、宜野湾市は15日から文化財の試掘調査を始めます。

12日に開かれた跡地利用を話し合う協議会には地権者をはじめ、宜野湾市や県、沖縄防衛局の担当者らが出席。15日から市や県が埋蔵文化財の試掘調査を始めることが報告されました。

これは市や県の要望を受けて6月の日米合同委員会で合意されたもので、返還を待たずに基地内に入り、重機などを使った試掘調査を実施します。

今後は不発弾探査や土壌汚染調査などを始めることも予定されています。汚染調査には2年から3年かかる見通しで、地主への土地の引き渡しはその後になるものとみられています。