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名護市では辺野古への新基地建設に向け海上へのブイ設置が間近に迫るなか、9月に行われる名護市議会議員選挙に向けた動きも目立ってきました。

キャンプシュワブ沿岸では12日、海上保安庁のゴムボートが周囲の監視にあたっていたほか沖縄防衛局の調査船が海上を行き来する様子が見られました。

一方、名護市内では9月の市議選に向けた動きも加速しています。辺野古沖のブイ設置が14日にも迫る中、仲井眞知事は12日、野党系の名護市議らの後援会事務所をまわり予定候補者らを激励しました。

仲井眞知事自らがこの時期に名護入りした背景には、国と県、そして地元名護市が一緒になって辺野古への基地建設を進めるための地盤固めを進める狙いがあると見られます。