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ALS=筋委縮性側索硬化症など、治療法が確立されていない神経難病患者を支援する機関の職員を対象にした研修会が開かれました。
研修会は、那覇市保健所が年に3回開催しているもので、5日はおよそ60人が参加しました。今回は、日頃から神経難病患者のケアを行っている心理療法士の奥間めぐみさんが講師を務めました。
この中で奥間さんは「ALSの告知を受けるということが、自分の死を告げられたようなものだと受け取る方がたくさんいて、告知を受けたところでの精神的苦痛の強さは計り知れないものがあるかなという気がします」と話します。
奥間さんは、実際にALSの告知を受けた患者の事例などを紹介しながら、早期に支援を始めることや、患者や家族の状態を確認すること、そして何よりも患者がどのような生き方を望んでいるのかを知ることが重要だと訴えました。