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14-07-29-09

若者の自殺を防ごうと教育関係者らを対象に悩みを抱える人を支えるゲートキーパーの養成研修会が開かれました。研修会では10代に自殺未遂に及んだ経験を持つ児童精神科医夏苅郁子医師が講演を行ないました。

「今、思春期怖いんだってねーとか中学生男子、何するかわからないとか。キレやすい、劣等感のかたまりになる。言葉に敏感。他者を気にする。正常です」と話します。

夏苅医師は思春期の心はいまだに解明されていないことが多いが、怒る前に特性を考えて見守ることが必要だと話しました。

そして家庭や地域など多くの人が関わることで自殺を予防する道が生まれると述べました。県によりますと県内の自殺者は2年間で300人を切っているものの、20歳の自殺者はこの10年で2倍となっています。