※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
戦時中に朝鮮から動員され、その後、戦争責任を問われた人たちの処遇について考えるシンポジウムが26日、那覇市で開かれました。
26日午後、那覇市の沖縄大学で開かれたシンポジウムでは、戦時中に朝鮮から捕虜監視員として動員され、戦犯として巣鴨収容所に送られた韓国人の李鶴来さんが講演を行いました。
李さんは、戦犯に問われた因果関係や日本政府の不当な処遇について長年訴え続けているが、一向に解決しないと訴えました。そして、日本軍人として戦犯に問われ、釈放されれば日本国籍ではないとして補償を受けられないのは、あまりにも不条理ではないかと強調しました。
また、シンポジウムでは関連する映画も上映され、参加者らはメモを取るなどしながら真剣な表情で耳を傾けていました。