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名護市辺野古の基地建設に向けたボーリング調査に必要な岩礁破砕について、県は17日、「許可は不要」として、沖縄防衛局がボーリング調査を行う事を了承しました。
沖縄防衛局は14日、海底の地質調査のため埋め立て予定海域の21カ所で、ボーリングマシーンを使っての掘削を行うとして、県に岩礁破砕の許可を求めていました。
これを受け17日、県は沖縄防衛局に対し、漁業の操業に支障がないよう周知徹底を図ること、水産資源の保護培養に悪影響を及ぼさないよう留意することなどを条件に、県の許可は不要とする回答を出しました。
岩礁破砕の許可を巡っては地元の名護市から反対する意見書が出されていましたが、県が了承したことで基地建設に向けた作業が加速することになります。