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15日に開かれた県軍用地転用促進・基地問題協議会、軍転協の幹事会で、県が、要請文の文面から「県外移設」などの文言を削除する案を提示していたことがわかりました。

15日の幹事会で、県は、今年度の要請文の案を提示しました。2013年の要請文では、普天間基地の「県外移設および早期返還」と記されていましたが、2014年の文案では、「一日も早い危険性の除去」と変更されています。

また、「オスプレイ配備について」という項目は、オスプレイの「訓練移転について」と変更されています。

これらの文案について、那覇市や名護市、北谷町、読谷村から要請内容が後退した印象を受ける、「県外移設」の文言は残すべきだなどの声が上がったということです。

事務局を務める県は、文言を再検討するためいったん文案を持ち帰りました。出席した市町村関係者は、「総意で要請することが大事だ」として、県に対し、再度幹事会を開くよう求めています。