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沖縄戦などを経て行方が分からなくなっていた琉球王国の貴重な文化財を展示する企画展が4日から首里城公園で始まりました。企画展は琉球王国の崩壊から沖縄戦の歴史の中で、行方が分からなくなってしまった貴重な文化財を集めたもので、書跡資料や漆工品など22点が初公開されています。

18世紀から19世紀にかけて造られたこちらの盆は来賓客をもてなすために料理を入れて運んだ漆器で貝の一部を利用し雲と龍を描く螺鈿の技術は国宝級の一品となっています。

また、現存する琉球漆器の入れ子椀は貴重な資料でクジャクの羽の模様まで細かに金箔で描いています。琉球王国の文化を目でみて感じることができるこの企画展は9月11日まで開かれています。