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沖縄科学技術大学院大学の開学に合わせ、職員の子ども達が通う学校として4年前にうるま市に開校した「アミークスインターナショナル」。9日、県議会は、当初の目的が果たされておらず退校していく児童や離職者が多いなど運営が不透明なことから校長らを参考人招致しました。

アミークスインターナショナルはOIST沖縄科学技術大学院大学の職員の子弟の受け皿となることを条件に4年前、県も国庫補助金を含め7億5千万円を投じて開校しました。

しかし、在校する児童生徒513人のうちOIST職員の子弟は7人しか在籍せず、当初の目的が果たされていない事に加え2013年度は52人の児童が退校、教職員の35%が3年間で離職するなど教育方針や運営方針が問われています。

9日の県議会総務企画委員会でアミークスインターナショナルの新川智清校長は指摘されたことについて次のように述べました。「児童が退校したこと離職率、予算の使い方、奨学金管理職経験者などこれはまさに本校の課題です」

アミークスの保護者らは2013年、校納金の透明性が無いなどとして200人の連名で県やうるま市、旺文社に対して請願書を出しています。総務企画委員会では今後も改善が見られない場合には理事長も参考人として呼ぶ方針です。