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県内のマグロ漁船が、はえ縄を切られる被害が相次いでいる問題で、25日、改めてもう1隻が被害にあったことがわかりました。

沖縄県漁連によりますと、被害にあったのは、県近海鮪漁協所属のマグロ漁船で、25日、沖縄本島の南西宮古島との間の海域で操業していたところ周囲を航行していた船にはえ縄を切断されたということです。

この海域では、5月16日から25日にかけて、合わせて7隻の漁船が被害にあっていて、目撃された船体番号などからアメリカ海軍の音響測定艦によるものとみられています。

漁協から連絡を受けた沖縄防衛局がアメリカ側に事実関係などを問い合わせていますが、回答はありません。

県漁連では、「被害をどこに訴えていいかわからず、行動できない」と困惑しています。