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普天間基地の名護市辺野古への移設事業で、埋め立てに伴う漁業補償金として、沖縄防衛局が名護漁協に、およそ30億円を支払う契約を結んだことがわかりました。
沖縄防衛局によりますと、契約は5月20日付で、名護市辺野古沖に漁業権を持つ名護漁協に対し、埋め立てで漁場を失うことや工事で漁に影響が出ることへの補償金を支払うものです。
関係者によりますと、補償金の額はおよそ30億円と見られています。名護漁協では22日、理事会を開催し、補償金の配分などについて協議する予定です。
漁業補償をめぐっては、防衛局は2013年2月、名護漁協に対し、辺野古沿岸部の埋め立てへの同意を求める文書を提出。名護漁協は、3月の臨時総会で埋め立てに同意し、補償額の交渉が進められていました。