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八重山の教科書問題を巡り、石垣市教育委員会の玉津教育長が上京し文部科学省や自民党本部で竹富町の単独採択に改めて反対する考えを伝えました。
文部科学省の上野通子政務官と面会した石垣市教育委員会の玉津博克教育長は、竹富町教育委員会が共同採択地区から離脱し、単独で教科書を採択することは好ましくないとの考えを伝えました。
石垣市教育委員会玉津博克教育長は「単独採択は、私たち八重山は昔から一体として八重山地区として考えているので、単独は好ましくないなと思います」と言います。
下村文部科学大臣は「今まで通り採択地区として継続するのが望ましいと思う。文科省として県教育委にもそのように既に意向は伝えている。あとは県教育委員会が適切な判断をすると考えている」と話します。
また、玉津教育長は、自民党の文部科学部会からのヒアリングも受けていて反対の意向を伝えたものとみられます。
一方で、20日この会から同じように意見聴取を求められていた竹富町教育委員会の慶田盛教育長や県教育庁の大城義務教育課長は聴取には応じませんでした。
21日は県教育委員会の定例会が開かれ採択地区の区割りについて話し合われます。