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学習障害を持つ子ども達のための学校教育を考える研修会が那覇市で開かれました。研修会は特別支援教育の効果的な進め方や学校づくりを目的に小学校から高校まで県内公立学校の校長を対象に、開かれました。
この中で京都教育大学の後野文雄客員教授は、学習障害をもつ子どもは整理整頓や運動が苦手だったり、文字と図を見分けるのが難しかったりするなどの特徴を説明しました。
後野教授は「アルファベットがあるから、なんて書いてあるか探してごらん、と言ったの。アルファベットという言葉を使っているのに、『あ、矢印!』というんですよね」「Hという太いアルファベットが真ん中にあって」と話していました。
後野教授は、教師が、障害の特徴をきちんと理解した上で、黒板を分かりやすく書くなど子どもの症状に合わせた指導が大切だと話していました。