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乳がんと診断された女性たちが手術後の出産や仕事などについて考える交流会が17日、宜野湾市で開かれました。
乳がんは、日本人女性が罹るがんの中で最も頻度が高く、県内でも毎年、新たにおよそ700人が乳がんと診断されています。
17日の交流会では、埼玉医科大学の高井泰准教授が、抗がん治療で失われる恐れのある妊娠と出産の可能性について講演し、手術前に受精卵や卵子、卵巣を取り出し、凍結保存しておく方法を紹介しました。
また、乳がんの経験者で患者のサポートを行っているキャンサーソリューションズの桜井なおみさんは、働く女性のおよそ3割が、がんと診断された後、職場に相談できないというアンケート結果を報告。「誰にも理解してもらえないのではないかと思い、孤立する人が多い」と述べ、相談してほしいと話していました。