※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
この春から介護福祉コースで学び始めた高校生たちが、高齢者の気持ちに寄り添った支援方法を身に着けようと、高齢者の動作を疑似体験しました。
この体験教室は7月から始まる高校生たちの介護実習の事前学習として毎年行われています。はじめに、介護実習・普及センターの神里武さんが、「80歳の体になります。高齢者が大変ということだけを学ぶのではなく、高齢者の気持ちになって実習に臨んでほしい」と話しました。
高齢者の動作を疑似体験したのは介護福祉科の41人で、視界が霞んで見えるゴーグルや、耳栓、重りなどをつけ、実習に挑みました。
参加した女子生徒に階段を降りる時どうと尋ねると、「(聞こえず)は?」階段をおりるときは?「階段降りるときは不便」と答えます。
その後は、カードに書かれた指示に挑戦です。女子生徒は「こぼしたらどうしよう(カップに飲料水を注ぐが溢れてしまう)わーー」他の生徒は(新聞を読んで)お年寄役「〜の現場」介護役「OK」
男子生徒は「ぼやけて見にくいです」と答えどんな気持ちと尋ねると「イライラする」と話していました。
男子生徒は「手足が思うように動かないこと自分も体験したので、手足の代わりになってあげることできたら」と話します。
生徒たちは、7月24日からおよそ2週間初めての介護実習を行うことになっています。