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28日、ピーチ・アビエーションの機体が那覇空港着陸直前に異常に高度を下げた問題で、ピーチ社がこの機体を当日深夜まで使用し続けていたことが分かりました。
ピーチアビエーションは会見で「関係の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪しました。
ピーチ社は30日会見を開き、当日の運行状況などを説明しました。この中でピーチ社は、警報が作動した後、機長・機体共に運行をとりやめるルールになっているにもかかわらず、機長から報告がなかったためそのまま関西空港まで運航したと説明しました。
その後の取材で、ピーチは機長の報告を受けた後も、当日深夜までこの機体の運航を続け、関西から長崎、沖縄をそれぞれ1往復していたことが分かりました。
ピーチ社は運輸安全委員会の調査を理由に詳細を明らかにしていませんが、飛行を続けたことでボイスレコーダーやフライトデータレコーダーの記録が上書きされた可能性もあります。
一方、運輸安全委員会の調査官が先ほど午後5時過ぎ、那覇空港事務所での調査に入りました。運輸安全員会日野和男航空事故調査官は「何がありましたかどんな管制でしたかそれだけです」と話します。
30日と5月1日の2日間の日程で管制官と機長とのやり取りなど当時の状況について調べるということです。