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14-04-30-03

江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎が琉球王国時代の風景を描いた作品「琉球八景」が浦添市美術館で公開されています。

作品は浮世絵師葛飾北斎のおよそ180年前のものとされ、波の上や泉崎など、現在の那覇市内8か所の風景が描かれています。

当時、北斎は琉球王国を訪れて作品を描いたわけではなく、中国の書物の挿絵を参考にしたと言われていて、現在の奥武山周辺を描いたこの絵では雪を降らせ、また見えるはずのない富士山も描かれるなど、未知の国・琉球に思いをはせる北斎の世界が広がっています。

「琉球八景展」は5月11日まで浦添市美術館で開かれています。