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14-04-29-06

沖縄の子どもたちの学力向上に向けたシンポジウムが29日、那覇市で開かれました。

シンポジウムでは、学力問題を研究する大東文化大学の村山士郎教授が講演。県内の高校入試の平均点が、2000年からの14年間で40点あまり低下したデータなどをもとに、「県教育委員会が、学力向上を目的に行った補習などで、逆に子供たちの学習意欲を低下させた」と指摘。

また、教師が授業の研究などにかける時間的な余裕がないという場合は、その教師に具体的な指導方法を示していくことなども提案されました。

主催者では今回のシンポジウムで上げられた課題を県教育委員会に報告し、改善を求めていくとしています。