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八重山の教科書問題を巡り、文部科学省の下村大臣は来週にも諸見里県教育長を文科省に呼び竹富町教育委員会に対し直接、是正指導をするよう伝えることを明らかにしました。
下村文科大臣は「改めて国としての趣旨。県教委として竹富町に対する適切な指導を要請したい」と話しました。
下村文科大臣は18日朝の会見でこのように述べ、17日の竹富町教育委員会の慶田盛教育長に続き来週、22日に文科省に諸見里県教育長を呼び、県に是正指導するよう求めることを明らかにしました。
一方、慶田盛教育長は18日県教育長を訪ね竹富町教委が違法でないという主張が聞き入れられなかったことなどを報告しました。
報告のあと竹富町教育委員会慶田盛安三教育長は県教育長の反応を尋ねられ「今後の課題としてやっていこうということで私は前向きに受け取って喜んで帰ります」と話していました。
また、諸見里教育長は県教育委員会としては今後も竹富町教育委員会の意向を尊重する方針を伝えたということです。
諸見里明県教育長は「(竹富町教委の意向を)尊重せざるを得ない点、違法確認訴訟を控えてほしいこと、教育現場を混乱させないよう(文科省に)伝えたい」と話しています。