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年間400世帯以上の電力をまかなうことができる太陽光発電施設が糸満市に完成し、お披露目されました。
石橋記者は「およそ5億2000万円をかけ野球場1つ分ほどの広さに6000枚以上のパネルを持つ本島南部最大級の発電施設となっています」と話します。
太陽光糸満発電所は2013年10月に工事が始まり3月完成しました。完成披露の式典でパームロイヤルの高倉幸一社長は「太陽光を多く受けられる環境のなかに施設を造ることができた」とあいさつしました。
この発電施設には1万8000平方メートルの広さに縦1.6メートル・横1メートルの太陽光パネルが6174枚設置されています。
1年間で1500キロワットできる発電能力を持ち432世帯分の電力をまかなうことができます。二酸化炭素の削減量は515トンで35万リットルの石油で発電した場合に発生する量に相当します。
沖縄シャープ電機の仲座秀武課長は「年々、環境破壊が進んでおりますんで、こういった発電所が普及することによってこういったことへ寄与できるというふうに期待しております」と話します。
太陽光糸満発電所では3月20日から沖縄電力への送電を行なっていて年間の売電価格は7700万円以上を見込んでいるということです。