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14-04-03-05

那覇市の市税など48万円を銀行員が着服していたことがわかりました。着服額はさらに増えるものとみられます。

那覇市によりますと3月、市税の未納者に督促状を出したところ本人から領収書を提示されました。

調査したところ収納代理金融機関の沖縄海邦銀行寄宮支店に勤める30代の女性行員が着服していたことが判明。

2013年と2014年、9人分の国民健康保険税、固定資産税など11件、あわせて48万3900円が着服されていてこれらについて、海邦銀行は、3日那覇市に収めたということです。

那覇市の宮内勇人会計管理者は「大変ご心配をおかけしておりますが、信頼を損なわないように、今後しっかり取扱金融機関の対応を確認しながら適切に事務を進めて参りたいと考えております」と話します。

一方、海邦銀行の調査では公金着服は、さらに5件増えおよそ62万3600円に上った他、支店の経費およそ13万6500円の着服も確認されたということです。

那覇市と海邦銀行では、他にも被害がないか引き続き調査を進めています。海邦銀行・総合企画部の高宮城毅次長は「今後は調査の継続と原因究明、再発防止に努めていきたい」とコメントしています。