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センバツ甲子園2回戦決勝! 沖尚春のベスト8へ

きょうは沖尚の学校応援に取材に行って勝利の興奮を一緒に味わってきました。沖縄尚学が2回戦に勝利甲子園リポートは沼尻アナウンサーです。勝った沖縄尚学は今度は日曜日の準々決勝で愛知県の豊川と対戦します。

「2回戦の相手、白鴎大足利高校のエースは、比嘉新投手注目の沖縄対決です」ベスト8をかけた2回戦。白鴎大足利の先発は、嘉数中学校出身で宜野湾ポニーズでプレー後、栃木で野球に打ち込んできた比嘉新投手。注目の沖縄対決となったこの試合。1回表に先制を許した沖尚は、そのウラ反撃に出ます。比嘉から2本のヒットを放ち、チャンスを作ると、打席には5番・上原康汰。ライト前タイムリーで、すぐさま同点に追いつきます

点の取り合いになるかと思われた試合はこの後、両投手が力を発揮し、守り合いとなります。沖縄で生まれ、沖縄で成長した山城大智が2回以降、打たせて取るピッチングでゼロを並べると、沖縄で生まれ、県外で己を鍛えてきた比嘉も2回から5回まで一人のランナーも許しません。小学校時代、同じ少年野球チームでプレーをした中村将己に対しても、先輩の意地を見せ抑え込みます。

両投手の投げ合いで2回以降ゼロが並ぶ締まった展開となる中、試合が動いたのは、6回でした。沖尚は1アウトから3番西平大樹が、チームにとって2回以降初となるヒットで出塁。すると、これを口火に4番安里もヒットで続き、ランナー1塁3塁のチャンスを作ります。ここで打席には同点タイムリーを放った上原。この日2打点目!均衡を破る上原の犠牲フライで沖尚が逆転に成功!

これで流れを引き寄せた沖尚は続く7回に3点、8回にもキャプテン赤嶺謙のタイムリー3ベースなどで白鴎大足利の投手陣をとらえ3得点。沖縄エース対決を制した沖縄尚学が、春のベスト8へ進出です!一方、白鴎大足利の比嘉投手も夏への決意をあらたにしていました。