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東村高江区のヘリパッド建設工事で沖縄防衛局が県の条例に違反し厳重注意を受けた問題で27日、県の担当者らが施設内の立ち入り調査を行ないました。
この問題は沖縄防衛局がヘリパッド建設工事で発生した大量の残土を、県の赤土流出防止条例に違反して、無届のまま別の場所に運んでいたもので27日、県の環境生活部などの担当者が施設内に立ち入り残りの土や対策を確認しました。
現場ではおよそ370立方メートルの赤土を確認しましたがすでに敷きならされ今後、芝を張るなどの対策を施すことを確認したということです。
県では事業変更の届け出を求めるとしていますが、自然保護の観点から疑問を呈する声も上がっています。
沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは「大量の赤土条例違反に驚いた。今の違法行為の処理の仕方としては納得できない。」と話しています。
高江のヘリパッド建設工事は現在中断していますが、7月にも完成に向けた工事が始まる予定です。