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絶滅危惧種のクロツラヘラサギが20日、釣り糸などが足に絡まった状態で見つかっていたことがわかりました。
クロツラヘラサギは全世界におよそ2000羽しか生息せず、環境省で絶滅危惧種に指定されています。沖縄には、冬を過ごすために渡ってきていて泡瀬干潟でも時折その姿を見せています。
この映像はウミエラ館館長の屋良朝敏さんが20日に撮影したもので、泡瀬干潟に飛来した14羽のうちの1羽に釣り糸と浮が足に絡まった状態が確認できます。足をひきずりながら歩き、くちばしで一生懸命釣り糸などを取ろうとしています。
ウミエラ館館長屋良朝敏さんは「想像以上の状態。どっか他でひっかけてきたのか、つい最近まではついてなかった」と話します。屋良さんは今後釣りをする際などのマナーを徹底して守り、傷つけないでほしいと話していました。