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心と体の性別が一致しない性同一性障害への理解を深めようと、研究者や医師、当事者が全国から一堂に会した学会が21日から那覇市で始まりました。
沖縄での学会開催は県内が性同一性障害への取りくみや当事者団体の交流が盛んなことから今回初めて実現しました。
開会式では県内の当事者団体のメンバーがエイサーを披露し、全国各地から集まった医師や研究者当事者らを和やかな雰囲気で迎えました。
学会には医学的な立場だけでなく、法律の専門家や教師も出席。高校の養護教員が教育現場での体験を報告し、学校や家庭、医療の連携の大切さを訴えました。
山本和儀大会会長は「当事者といわれる方々が、元気に幸せでパートナーも持って、別に不幸な人生じゃないということをみて、明るい気持ちで(性同一性障害)子ども、家族を応援してほしい」と話していました。
22日は性同一性障害の当事者で歌手の中村中さんも参加する予定です。