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今月14日文部科学省が竹富町教育委員会に対し、八重山地区で教科書を一本化するよう是正要求を出したのを受けて教職員らでつくる団体が、撤回を求めています。

民間教育研究所長堂登志子所長は「全国の人に真実を知ってもらいたいと思って、要請文を出すことにしました」と話しています。

会見を開いたのは、県内の教職員や保護者らでつくる県民間教育研究所のメンバーなど3人です。

メンバーらは文科省が、竹富町教育員会に教科書を八重山地区で一本化するように是正要求を出したことについて、地方自治への攻撃にあたり非民主的なやり方、竹富町教育委員会は、法律に基づいた採択をしていて違法性はないと訴えました。

また、文科省が矛盾する2つの法律を長年放置していたと指摘。竹富だけを指導し、特定の教科書を押し付けることは、国の不当な支配であり、政治介入であると厳しく糾弾しました。

要請文書は、19日に下村文科大臣に郵送する予定です。