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震災の記憶を風化させることなく防災に対する意識を高めようと、中城村で地震と津波を想定した避難訓練が行われました。

訓練の最初は防災無線が「沖縄県全域に大津波警報が発令されました。直ちに高台に避難してください」と呼びかけます。避難訓練は、沖縄本島東沖でマグニチュード7の地震が発生し、中城村で、震度6強最大10メートルの高さの津波が襲ってくることを想定したものです。

「走ってしまったら転んでしまうから、早歩きにするよ。危ないですよ。」津覇地区の集落は高いところで海抜7メートルで、今回想定した津波が発生した場合には迅速かつ安全な避難が課題です。

参加者は「自分だけ逃げるんじゃなくて、ほかの人のことも考えながらやった方がいいと思います。」「(子どもたちに)ケガとか二次災害とかなく、安全に逃げれるかって心配だったり不安だったり。」と話していました。

津覇地区では今後、要介護者の避難をどうするのか検討が必要だとしています。