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宮古上布の原料苧麻を使った紙すきの体験講座が9日、宮古島市総合博物館で行われました。9日の体験講座にはおよそ20人が参加。

宮古上布の織り手で琉球大学教育学部の講師仲間伸恵さんが苧麻の茎からはがした皮を紙にすくまでの工程を実演を交えながら説明していました。

苧麻は茎からはがしてそのまま乾かしたものと皮から不純物などを取り除いた白い繊維の2種類。参加者は木枠を使って紙漉きに挑戦しました。

およそ40分間、天日干しして苧麻100パーセントの紙が完成しました。参加者は紙漉きを通して地域の資源の大切さを実感しているようでした。