※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
4日に嘉手納基地所属のF-15戦闘機から部品が落下した事故に対し、嘉手納町議会は6日、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
嘉手納町議会では冒頭、基地対策特別委員会の奥間常明委員長が「演習や訓練を最優先し、航空機の整備点検や安全管理など運用のずさんさが目立つ事故が多発している。またしてもこのような重大な事故を起こしたことは誠に遺憾であり、断じて容認できない」と抗議決議と意見書を読み上げました。
この事故は4日、訓練中のF-15戦闘機が沖縄本島の北西およそ130キロの海上で風防を落下させ、嘉手納基地に緊急着陸したものです。
県は5日に再発防止がなされるまで同機種の飛行を停止するよう求めましたが、その最中にも外来機とみられる同型機5機が飛んでいるのが確認されています。
嘉手納町議会では「原因が徹底究明されるまでF-15戦闘機の飛行を全面停止すること」などを求めていて、抗議決議と意見書は採決の結果、全会一致で可決されました。