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1957年のアメリカ軍旧立川基地の拡張工事を巡る砂川事件で有罪判決を受けた元被告らが再審請求をすることになりました。
元被告は、政府が辺野古の基地建設に対する反対行動に刑事特別法の適用を検討していることを批判しています。
再審請求するのは静岡市在住の土屋源太郎さんなど元被告とその家族の4人です。砂川事件は1957年、アメリカ軍旧立川基地の拡張工事を巡り反対する学生7人が基地内に入ったとして刑事特別法違反の罪で逮捕起訴されたもので、一審ではアメリカの駐留は憲法9条に違反するとして無罪判決が出されましたがその後逆転有罪判決となりました。
土屋さんたちは政府が辺野古の基地建設でも反対行動を刑特法で抑え込もうとしている動きについて次のように述べています。
土屋源太郎さんは「彼らが狙っているのは反対活動を分裂したり、反対活動の力を弱める。この運動を少しでも分裂させて、辺野古の新基地建設を力づくで進めるために、刑特法の適用を言いだしている。僕は刑特法の適用そのものに問題があると思っています」と話します。
土屋さんたちは沖縄とも連携していきたいと話しています。