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2013年8月、宜野座村のキャンプハンセンにアメリカ軍のヘリが墜落した事故で、沖縄防衛局は、18日アメリカ軍が行った現場や周辺の土壌、水質調査の結果を、公開しました。

ホームページで公開された調査結果によりますと、墜落現場の土壌から日本環境管理基準の基準値を超えるヒ素や鉛、カドミウムなど数種類の有害物質が検出されたということです。

このうち、ヒ素は最も高いところで基準値の21倍となっています。ヒ素や鉛、カドミウムについてアメリカ軍は「機体の物質であると思われる」「周辺のダムの水は安全」としていて、県などに対し「汚染は深刻ではない」と説明しています。

現場では、表面の土を取り除く作業が19日まで行われていて、県や村が求めている現場への立ち入り調査は、土の除去作業が終わった21日以降となる見通しです。

県では、汚染物質がどの部品から出たものか、また、取り除いた土壌をどう処分するかなど詳しい内容についてアメリカ軍側に照会していますが、回答はないということです。