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東村高江のアメリカ軍のヘリパッド建設問題で、住民らが10日、工事の中止などを求めました。アメリカ軍北部訓練場ではN4地区の2つ目のヘリパッドも完成間近で更にN1地区も今月中に着工すると見られていることから、住民側はヘリパッドの建設中止と正式な環境影響評価の実施など、4項目の抗議要請書を手渡しました。
沖縄防衛局の武田局長は「沖縄における集中した基地負担の軽減を図るため、北部訓練場の過半の返還を早期に実現するため、ヘリパッドの移設事業を進めていかなくてはなりません」と話しました。
住民らは7年前からずっとおなじ回答だと落胆する一方、11日は那覇に繰り出して休日の県庁前で「ピクニック形式」で楽しく高江の問題を共有してほしいと呼びかけました。
参加者は「今ある自分の中の怒りをストレートに表現すると言うより、高江ってこういうところなんですよっていう交流がちょっとでもできればいいかな」と話しました。
自然豊かな山の生活を体験してもらうためのホウキ作りも大盛況です。高江の人たちは「高江を知ってますか?そこで生活の中でこれを使ってるんです」「基地で、ヘリパッドでまた新しく切り裂こうとしているわけ、山を」と説明していました。
このあと、国際通りを行進し、一度高江に遊びに来てほしいと、賑やかにアピールしていました。