※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県内の工事現場で移動式クレーンの転倒事故が2013年1年間に5件発生したことを受け、10日に沖縄労働局が対策に乗り出しました。
県内では、2013年12月に那覇市の建設現場でクレーンのブームが倒れ電線を切るなど、2013年1年間だけでも事故が5件起きていて、その多くは安全装置を解除していたことや、吊り荷の重さの制限オーバーが原因でした。
沖縄労働局の喜友名朝樹産業安全専門官は「クレーンのオペレーターが作業されている元請け、作業員の方に(過荷重でも)吊ってくれということを言われた時にはなかなか断れない」と話していました。
沖縄労働局では、安全装置や作業計画の徹底を呼び掛けるステッカーを事業者に配るということです。