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大規模な地震が発生したことを想定し、消防や警察などが避難や救急救命などにあたる災害訓練が、29日金武町で行われました。
石川警察署が行った訓練には、地元住民を中心におよそ70人が参加し、避難場所としてキャンプハンセン内の訓練場を使用。
警察と消防は基地の近くの保育園に通う子どもたちを避難させ怪我をした人たちの手当などの訓練を行いました。
しかし現在、キャンプハンセンと金武町の間には、災害時の基地内の立ち入りに関する具体的な取り決めはされていないということです。
金武町の儀武剛町長は「いま(訓練で)あるような立ち入りや避難場所に関する詳細はまだですので、これからちゃんとやっていきたいと思っています」と話していました。
石川署では、災害時にはアメリカ軍も医療支援や人命救助に協力してもらう必要があると話しています。