沖縄の輝く女性を応援する「美ら島ウーマン」。きょうは、女性のキレイを創り上げるお仕事、メイクアップアーティストの目取真五月(めどるまさつき)さんです。
目取真五月さん「沖縄の人を女性を私のメイクで綺麗にしたい。一番拘ってるところはベースメイクですね。より透明感を出して女性らしく。」
那覇市のスクールで指導するめどるまさつきさん。このスクール以外にも、映画のメイクやプロレスラーのショーメイクなど、様々な場面で活躍するメイクアップアーティストです。
彼女がヘアメイクの資格を取ったのは今から7年前の36歳の時。高校を卒業し、アパレル会社に就職した五月さんですが、元々憧れていたメイクの仕事が諦めきれず33歳の時に、一大決心をしました。
その時の五月さんは、仕事をしながら、3歳と5歳の子育て真っ最中。寝る時間を削り、資格を取るための勉強の日々が始まりました。
目取真五月さん「仕事が終わるのが8時位で、それから主人に子どもを預けて21時くらいからレッスンを初めて24時前位まで。疲れが溜まって手が動かなくなることもありますし、めげそうになるときも何回かありました。」
3年かけて免許を取得。いくつになっても、努力をすれば夢は叶う。そう感じた五月さんは、メイクの指導はもちろん海外でも活躍できるインストラクター免許を通信教育で取得しました。
目取真五月さん「沖縄の女性の方ををきれいにしたい。そして私の持ってる技術と経験などをみんなに伝えていきたいっていう思いから、インストラクターの免許を取得して(スクール)開講することになりました。」
学校には通わず、仕事や家事を両立させながらさつきさんはキャリアアップを果たしたのです。
目取真五月さん「それかな周りをぼかす。顔があがる。ここに入れるとこけちゃう。メイク終わってお客さんがすごく喜んでくれる時が一番嬉しいですね。」
さらに五月さんは、メイクだけではなく、むくみやたるみを取る、顔のマッサージ法も教えています。
目取真五月さん「ほうれい線のツボ。顔起きたね」
川村記者「ありがとうございます。五月マジックですね」
女性にとってメイクはその人を内面から輝かせてくれる魔法のようなもの。五月さんは、女性の美しくなりたいという気持ちに向き合い一人でも多くの人にその技術を伝えたいと話します。
目取真五月さん「卒業した生徒が色んな場所で活躍していくと、本当に自分のことのように嬉しいですね。」