こんばんは、スポーツです。
まずはきょう開幕した女子ゴルフダイキンオーキッドレディス、アマチュア大会。本戦出場をかけた熱戦がスタートしました。3月に開幕するダイキンオーキッドレディースの出場権をかけたアマチュア大会。今年は200人がエントリーし、熱戦を展開しました。
1日目を終え、あすの最終選考に進める30位タイの中には去年のダイキン、ベストアマの新垣比菜らが入りました。あすまでの2日間のスコア、上位4人が本戦への出場権を獲得します。
QAB紫雲旗争奪・高校柔道選手権沖縄県大会です。県内で圧倒的な強さを誇る沖縄尚学柔道部ですがその中に今大会、新たな挑戦をした選手がいました。
鍛えた力と技がぶつかり合うQAB紫雲旗争奪・高校柔道選手権沖縄県大会。今年は県内16校がエントリーし、熱戦を展開する中、注目されたのが、今大会、女子団体8連覇中の沖縄尚学!
沖縄尚学高校・体育コースに通う島袋玲海(レミ)選手。おっとりした性格の島袋ですが、一度柔道着に袖を通せば昨年の九州新人大会・70キロ級優勝の実力者。その島袋にはある決意がありました。
沖縄尚学 島袋玲海選手「練習の時に厚着をしたり、いつも食べている食事を野菜に変えたりして、落としています。好きな食べ物はハンバーグとチョコレートです(我慢してるんですか?)はい。」
島袋の挑戦、それは…減量。前の大会から2ヵ月で7キロ減量し、63キロ級への転向を決意していました。
沖縄尚学 島袋玲海選手「ご飯が食べられないので、練習もきついんですけどでも全国で勝ちたいのでがんばりたいと思っています。」
県内屈指の強豪・沖縄尚学。しかし全国の団体戦では思うような結果が出せずにいます。今のままでは全国の団体戦で勝てない。そう考えた島袋は、自分が63キロ級に落とし中堅に入ることで無差別・大将戦で実力ある新垣を据えることが出来、総合力アップを図ったのです。
沖縄尚学 真喜志康孝監督「(減量は)きついけどやり切れる気持ちがあるのかと確認したら本人も「それでもやりたい」と。」
沖縄尚学 島袋玲海選手「(減量は)ちょっと心配なんですけど、でも自分の力を出し切って勝ちたいと思います。」
迎えた当日、やや緊張した面持ちで計量へ。(計量クリアできました?)はい、大丈夫でした。
無事計量をクリアした島袋。中堅として、女子団体戦へ。北谷との決勝戦は瞬きも許されないような展開となりました。先鋒、1年生金城有里、開始4秒!減量の不安を口にしていた中堅、島袋も得意の内股!この日体調不良の新垣に代わり、大将に入った、徳森みなみ!3試合でかかった時間はわずか13秒!中堅に島袋が入り、厚みを増した沖尚が圧倒的な力を見せつけます。
さらに島袋は個人戦・女子63キロ級でも圧巻の柔道で優勝。減量して初めて挑んだ階級で締めくくりました。
沖縄尚学 島袋玲海選手「県大会を優勝できたことは嬉しいんですけどここだけで喜んでいるんじゃなくて、全国でも通用するレベルまでレベルアップして全国でも勝ちたいです。」
その他の試合でも王者・沖尚が大会を席巻!終わってみれば、団体戦・個人戦すべての階級を沖尚が制覇。!この勢いにのって3月、日本武道館で行われる全国選手権へ挑みます。
校内放送「全校生徒へ連絡します。第86回センバツ高等学校野球大会代表出場校の結果を報告を行います。全校生徒、グラウンドへ集合してください」
校内アナウンスで生徒も集合し、学校全体で歓喜の瞬間を迎えた美里工業。
渡久地修校長「センバツ出場が決定しました!(部員)いぇーい!」
神谷嘉宗監督「学校をあげてこうしてお祝い・応援してくれて地域の方々も来てですね、大変うれしいです」
伊波友和「憧れでもあり一つの目標でもあったのでまずは春、今回行けるということですごい楽しみな気持ちです。」
学校史上初の甲子園。興奮しているのは生徒達だけではありません。
金城安洋さん 父母会長、野球部を甲子園に送る会会長「やりたいことは今たくさんありまして、横断幕は今やっていますので、あとは鶴とかですね、いろいろ今いっぱいあって困っています、何から手を付けようかということで。」
部員がよく行くパーラーも、
パーラー「まずチキンですね、はいこのチキン、見て、あとポテト、あとチーズカレー、これよく食べるね。これ食べて強くなったって感じだね。きっとね。やっといけるねぇ〜ありがとうねって感じだね。ありがとうって言います。どうしよう、お店も開けないといけないしね、休むわけにはいかないしねどうする?どうする?行きます(笑)」
一方、去年の神宮大会で県勢初の優勝を果たし、2年連続、6度目のセンバツ切符を手にした沖縄尚学。美里工業のような派手なセレモニーはないものの、その目は既に来たるセンバツ本番に向いていました。
監督「去年はセンバツ大会では非常に悔しい思いをしたのでそのリベンジをしてやろうという強い気持ちでいっぱいです。」
山城大智「センバツ大会ではリベンジという形で、初戦しっかりと勝って一戦一戦自分たちの戦いをして優勝目指して戦っていきたいと思います。」
目指すは去年のリベンジ。その思いを周りも支えます。
父母会長「去年の分も今年は借りを返す、そういう気持ちで頑張ってくれると思いますので、父母会としても一生懸命負けないくらい応援したいと思います」
地域の人々の想い、リべンジの思いを胸に2校がセンバツへ挑みます。開幕は3月21日。両校ともに16日に、同じ飛行機で出発するそうです。楽しみですね、以上スポーツでした。