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嘉手納基地は、2013年に発生した2件の航空事故の調査結果を21日に公表しました。1件は人為的ミス、もう1件は機器のトラブルでした。
2013年8月、宜野座村のキャンプハンセンで発生したHH60ヘリの墜落事故では、搭乗していた航空機関士1人が死亡しました。
報告書によりますと、救難訓練のため高度およそ50メートルで2機編隊で旋回中、片方のヘリのパイロットが衝突の危険を感じ、機体を傾けて回避しようとしたところ、急降下し、そのまま地面に激突しました。実際には十分な距離が保たれていて衝突の危険はなかったとしています。
一方、2013年8月に太平洋上に墜落したF15戦闘機の事故については、油圧システムのトラブルでパイロットの操縦に機体が反応しなくなったということです。
会見した第18航空支援群司令官のオルマン大佐は、十分な点検や非常時の訓練を行うなど、再発防止策に取り組んでいることを強調しました。