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普天間基地の辺野古移設問題を最大の争点とする沖縄県の名護市長選挙は19日、午後8時に投票が終わり、現職の稲嶺進さんが当選しました。
当選した稲嶺さんは辺野古移設に反対し再編交付金に頼らない街づくりを訴えてきました。
今回の選挙は、2013年12月の仲井真知事の辺野古埋め立て承認を市民がどう判断するかが注目されましたが、市長選として初めて移設「推進」と「反対」の立場に両候補が分かれた選挙戦でした。
稲嶺さんは、移設工事に必要な作業などを市長権限で拒否する考えを明らかにしていて、安倍政権が計画を進めようとしている名護市への移設をめぐる問題は、今後さらに複雑なものとなりそうです。
開票作業は午後9時からですが、出口調査や情勢調査の結果に取材などを加味した結果、稲嶺さんの当選と判断しました。