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VIVAうちなーむんです。

きょうは、美味しい豚、いわゆるブランド豚の仲間入りを果たそうと奮闘する畜産家をご紹介します。沖縄市倉敷にある養豚場。ここで育てられている豚たち。その名も・・・

VIVA!うちなーむん めざせブランド豚「福幸豚」

福田さん「福幸豚ですね」

川村「福幸豚、名前の由来なんですか」

福田さん「沖縄の方々はお祝いの席で豚を作るという風習があると聞いていたので、幸せを届ける豚ですよということで福幸豚と付けました。」

幸せを届ける豚。福幸豚の生みの親、福田裕士(ふくだゆうじ)さん。生産者の宮城建太(みやぎけんた)さんと共にこの福幸豚を出荷しています。実はこの福幸豚、色んなこだわりを持って育てられているんです。

VIVA!うちなーむん めざせブランド豚「福幸豚」

宮城さん「この餌は人間が食べられなかったものを中心に集めてきたものを、熱でかくはんして乾燥させたものです。この中身は、パン・ご飯とおから、あとは野菜(これなんですか?)これはシークワーサーの絞りかすですね。」

福幸豚のエサの原料となるのはシークワーサーやアセロラの絞りかす、そして、期限が切れてしまって、売れなくなった食べ物、いわゆる食品ロスも活用します。

果物の絞りかすにはビタミンが豊富。豚の健康につながり、美味しい肉質になるというわけなのです。

福田さん「油の融点が低いのと不飽和脂肪酸が多く含まれているので、後味もさっぱりしていて、特に高齢の方で油が苦手って人も食べれたよーっていう方も結構いらっしゃいます。」

福田さんが自信を持って出荷する福幸豚。厚みや形など、福田さんの注文でカットされた後、事務所に届きます。

川村「これからどこいくんですか?」

福田さん「これからとんかつを出してくれているお店に私が直接持っていきます。」

店舗それぞれに自ら届けるのも、福田さんのこだわり。お客さんの生の声を聞き、細かい要望に答えたいという想いからです。

ご主人「上等。」

川村「ご主人、福幸豚どうですか?」

VIVA!うちなーむん めざせブランド豚「福幸豚」

ご主人「とっても評判いいですよ。くせがないっていうんでね。とっても美味しいって柔らかくていい豚は脂がきれいなんですよ。食べても口に残らないからさーっと溶けて。食べてみたら分かります。」

福田さん「今は週2頭のまだ数が少ない出荷ではあるんですけれども、東京や沖縄で今使ってくださる店舗が少しずつ増えているので、頭数を増やしていきたい。」

さて、今週も野菜ソムリエの大城しま子さんに簡単・美味しいレシピを紹介して頂きます。

しま子さん「今日は腕もも肉のブロックを使って、冬野菜と簡単ポトフを作りたいと思います。」

VIVA!うちなーむん めざせブランド豚「福幸豚」

材料は、福幸豚・お好きな冬野菜・ブイヨン・ローリエです。

ブロックは5センチに切り、鍋に入れて下ゆでします。

しま子さん「色がきれい。新鮮な色がしてる脂身もあるなか旨みが出てきそう」

野菜は大きめに切り、鍋に並べ、豚肉を下ゆでしたお湯をそそぎブイヨン、ローリエを入れて煮込みます。

しま子さん「好きなお野菜で、今冬野菜・根菜類がいっぱい出てるので(省略)好きなのを」

VIVA!うちなーむん めざせブランド豚「福幸豚」

塩・コショウをし、強火で沸騰させます。中火にして、あくを取りながら30分から1時間。寒い日にぴったり、野菜たっぷりポトフの完成です!