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高齢者が制作した美術作品を紹介するかりゆし美術展が7日から那覇市で開催されています。「沖縄ねんりんピックかりゆし美術展」は、高齢者の創作意欲を高め、明るい長寿社会をつくろうと、県社会福祉協議会などが主催しているものです。
応募は60歳以上が対象で、絵画や彫刻、写真など6つの部門に、294の作品が寄せられました。県知事賞を受賞したのは、こちらの作品。組み踊りの創始者、玉城朝薫の「執心鐘入」のクライマックスシーンで、実際に観劇した際の感動を絵にしたといいます。
こちらは、応募者の中で最高齢、浦添市の94歳の女性の作品。滝を登る鯉の姿を躍動感たっぷりに描いています。
かりゆし美術展は、那覇市の県立博物館・美術館で、13日まで開催されていて、会期中には、各部門の審査員が作品の解説などを行うギャラリートークも予定されているということです。