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普天間移設問題を巡り、佐喜眞宜野湾市長は、「あらゆる手段を含め固定化を避ける」と、事実上、県内移設を容認する考えを示しました。
佐喜眞宜野湾市長は「これからも普天間飛行場の固定化はあってはならないという私の公約を貫き通したいと思う」と話しています。
宜野湾市議会は17日、普天間基地の危険性除去のためあらゆる手段を講じるよう求める意見書を賛成多数で可決していて17日、佐喜眞市長はあらためて事実上、県内移設容認の姿勢を示しました。
佐喜真市長は公約で県外移設を掲げていて、市民からは、戸惑いの声も上がっています。
宜野湾市民は「これは許せないことだと思いますよ。当初から県外移設とうたわれてきてますのでずっと県民として守って頂きたい、もちろん市長も一緒に」他の男性は「国会議員にせよ市長にせよ公約は県外主張ですよねそれが急に中央に押されてか何かわからんけど豹変するのは説明してほしい」と話しています。
議会後、「県内移設容認か」という記者の質問に対しては無言で立ち去った佐喜眞市長。
11月、市長は県選出の自民党国会議員が方針転換した同じ日に知事のもとを訪れ「固定化は絶対に避けてほしい」と要請をしていて市議から「政府からの圧力があったのか」と問われる場面もありました。